日立の川村元社長が語る、投資家の視線

日立の川村元社長

川村隆さんは、2009年から日立の社長を務め、リーマンショック後の赤字からの立て直しに尽力した方です(Wikipedia)。

本ブログでも、目指すべき経営者像として、川村さんを取り上げてきました。

 
 

投資家の視線について

3月21日の日経新聞朝刊15面に、川村さんのインタビュー記事が出ていました。

投資家の視線について、以下のように回答しています。

質問:投資家の視線をどうとらえていますか?

回答:投資家は鏡のように企業の真の姿をあぶり出す。彼らの言っていることは大概正しい。この事業をどうして持っているのかという類いの議論の場合は特にそうだ。投資家とちゃんと向き合うことは大事どころではなく必須だが、そういう経営トップは少ない。

みなさん、どう思われましたか?

投資家は株主、つまりは会社のオーナーです。

創業者社長として自らが大株主でない限り、社長はオーナーに雇われており、オーナーに向き合わないということは、不思議なことです。

このような経営者は部下の意見も聞かないでしょうから、要するに誰の意見も聞かない社長が多いってことでしょうか。

自らの鏡を磨き続ける

経営者には経営者の役割があり、投資家には投資家の役割がある。

私は投資家として自らの鏡を磨き続けるだけです。

投資家として、経営者に対して言うべきことを発言していくだけです。

川村さん、数々の金言をありがとうございます。

Happy Investing!!

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