公的年金の運用想定は甘いのか?

公的年金の運用目標は、年率1.3%~5.0%

日経新聞に、「公的年金の運用見通しが甘い」という記事がありました。(記事リンク

公的年金の運用結果は広く国民生活に影響しますので、運用想定について考えてみました。

長期運用見通しは以下の通り、年率1.3%~5.0%のようです。


(出典:日経新聞 3月8日朝刊)

公的年金の基本ポートフォリオ

日本の公的年金は、年金積立金管理運用独立行政法人という長い名前ですが、通称GPIFと呼ばれています(GPIFリンク)。

Government Pension Investment Fundの頭文字を取っています。

約150兆円を運用する、世界でも大きな機関投資家です。

GPIFの基本ポートフォリオがHPに出ています(リンク)。

基本ポートフォリオから考える、期待リターン

それぞれのアセットクラスに対して、期待リターンを考えてみました。

私は、以下の前提を置きました。

国内債券=0%

外国債券=2%

国内株式=4%

外国株式=6%

以上の前提で、GPIFポートフォリオの期待リターンは、

0%x35%+2%x15%+4%x25%+6%x25%=2.8% となります。

5%の期待リターンは高い気がしますが、1.3%~5.0%というレンジにそれほど違和感は感じません。

みなさんは、どのような前提を置きますか?

将来の年金に直結しますから、考えてみたいですね。

Happy Investing!!

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