校長先生の権限はとてつもなく大きい。組織が変われるかはリーダー次第

千代田区立麹町中学校の工藤校長

日経新聞に、千代田区立麹町中学校で2014年から校長を務める、工藤勇一さんが取り上げられていました。

読んで、驚きました。

リクルート出身、東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校で2003~2008年に数々の改革を行った藤原和博さんのことは知っていましたが、工藤さんは教師出身です。

学校にある数多くの当たり前、例えば、宿題の強制、中間テスト、服装チェック、担任制度を廃止してしまったそうです。

さらに、命や人権を上位目標に置き、服装の乱れや遅刻では叱らない。

中学校の目的は何か、これまでは教師の都合を優先してきただけで、「社会で活躍する人材を育てるための場所」であるときちんと定義し、全てを目的に照らして判断していきます。

ビジョナリーカンパニー的な発想です。

詳しくは、こちらの記事をお読みください。

結局、組織はトップ次第

公教育について批判的な意見を目にすることも多いですが、工藤さんや藤原さんを見ると、校長の権限の大きさに驚きます。

校長が本当にやる気になれば、大きく学校を変えることができるのです。

結局のところ、変わらない学校は、校長がそこまで変えたくないのでしょう。

同じことは、会社にも当てはまります。

結局のところ、変わらない会社は、社長がそこまで変えたくないのでしょう。

改めて、組織はトップ次第だな、と思いました。

工藤さん、ますますのご活躍を。

日本の公教育がよりよくなりますように。

Happy Investing!!

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